牛革とクラリーノの耐久性について
「ランドセルを6年間、使い続けられるかどうか」が、ランドセルの購入を決める際の、大きなポイントとなってくるのは、まちがいのないことでしょう。そのためには、6年間の使用に耐えるだけの耐久性を、ランドセルがもっていることが必要となってきます。ランドセルの素材には、大きく分けると牛革とクラリーノがあるわけですが、どちらが丈夫で、耐久性にすぐれているのか、気になることだといえるでしょう。
素材の丈夫さは、まず「引っ張り強度」が重要となります。ランドセルが様々な理由により、押されたり、ゆがめられたりして、素材が引っ張られることになったとき、それでも破けない丈夫さについては、牛革のほうが、クラリーノよりすぐれているといわれています。ですから丈夫さが、引っ張り強度だけで決まるとすれば、牛革に軍配が上がることになりますが、実は丈夫さは、それだけの問題ではありません。
6年間使い続けられるだけの丈夫さを、ランドセルの素材がもつためには、じつは「防水性」が重要になってきます。ランドセルは、雨の日でも、雪の日でも、毎日背負って学校に通うことになります。また誤って、ランドセルを水に濡らしてしまうことも、少なくありません。防水性に関しては、牛革より、人工皮革であるクラリーノのほうが、すぐれているといわれます。
ですから丈夫さにおいては、牛革もクラリーノも、一長一短で、どちらがよりすぐれているとは言い切れないというのが、正確なところだといえるでしょう。最近のランドセルは、牛革にしても、クラリーノにしても、多くが6年間使い続けられるだけの丈夫さは、持っているといわれています。

